2008-02-10から1日間の記事一覧

小説「新・人間革命」SGI32  2月8日

シンガポールには、一九六三年(昭和三十八年)八月に地区が結成されていた。シンガポールも加わり、マレーシア連邦が発足する直前のことである。 しかし、高康明が入信した時には、地区部長であった日本人が既にシンガポールを離れており、高の周囲には信心…

小説「新・人間革命」  2月7日 SGI 31

高康明がシンガポールに来たのは、日本軍による占領直後であった。日本はシンガポールを「昭南」と呼び、現地の人たちに対し、傍若無人な振る舞いを重ねた。 高は、それが腹に据えかねていた。 “あんなことでは、日本人は嫌われるだけだ。同じ人間ではないか…

小説「新・人間革命」 SGI30 2月6日

山本伸一は、世界平和会議でスピーチを終えると、各テーブルを回って参加者をねぎらった。 東南アジアのメンバーの席に来た時、温厚そうな五十代後半の壮年に声をかけた。シンガポールの代表である高康明であった。 「高さん、よく頑張ってきましたね。シン…

1990年4月28日 創価女子短大で

1990年4月28日 創価女子短大で

きょうの聖教新聞  2008・2・10

★名字の言 ▼素人目とは全く違うとらえ方だった。“打撃の求道者”といわれる広島カープの前田智徳選手に、打席で最も緊張するのは、どんな場面かを聞いた ▼「自分が有利なカウントになった時、例えば0ストライク2ボールかな・・・」。投手が不利と思えるカウ…

2008年2月8日 聖教新聞  創価女子短期大学 特別文化講座 キュリー夫人を語る 1-2

2008年2月8日 聖教新聞 創価女子短期大学 特別文化講座 キュリー夫人を語る 1-2 全員が幸福に。全員が勝利者に。知性と福徳輝く「女性の世紀」のリーダー として羽ばたいてほしい──創価女子短大生の成長をだれよりも願い、励ま しを贈り続ける創立…

2008年2月8日 聖教新聞 創価女子短期大学 特別文化講座 キュリー夫人を語る 1-1

2008年2月8日 聖教新聞 創価女子短期大学 特別文化講座 キュリー夫人を語る 1-1 使命を自覚すれば希望と勇気が生まれる 一、素晴らしき青春の詩を紹介したい。 「私は幸福だ わが優しき友よ かくも純粋で 調和に満ちた君の声が 私の夢を 揺りかごの…

きょうの聖教新聞  2008・2・9

★名字の言 ▼視点を変えるだけで、物事はまったく違って見える。今まで感じられなかったことが、新鮮に感じられるようにもなる ▼詩人の金子みすずの詩に「大漁」がある。大羽鰮の大漁の様子を、「浜は祭りの/ようだけど/海のなかでは/何万の/鰮のとむらい/す…