きょうの聖教新聞  2008・2・15

★名字の言

青森県津軽半島の竜飛岬に吉田松陰の記念碑がある。幕末、異国船が津軽海峡で日本の漁船を略奪していると伝え聞き、松陰は視察のために江戸から歩いて訪れた

▼この東北訪問をはじめ、黒船来航への対応策を藩主に進言した文書の執筆、外国への「密航」の試み。松陰は徹底した“実践の人”だった。後に松下村塾から維新回天の雄が多く輩出される。若い志士の心を鼓舞したのは、自らの信念を行動で示す松陰の人格の輝きだったのではないだろうか

▼昨年末、創価大学について、青森公立大学佐々木恒男学長に話を伺う機会があった。創価大学は開学以来、国家試験の合格など社会の各分野に進出する学生が陸続と誕生している

▼学長は、その成果について、「学生や教員が『世界の平和を創造するリーダーに』との建学の精神を共有しているからではないでしょうか」と語った。なぜ、共有できるのか。「それは創立者である池田名誉会長ご自身が『建学の精神の体現者』だからです」と

▼高邁な理想を掲げることはたやすい。だが、言葉だけでは、人は後に続かない。自ら動き、範を示してこそ、それは共感の波動となって、友の力を引き出すのだ。師の姿に学び、どこまでも“実践の人”でありたい。( 時 )

★広布は座談会から 全国の尊き会場提供者の氏名をインド創価菩提樹園に永久保管
 ニューデリー近郊 20万坪の花と緑の園

★わが友に贈る
 徹して火災に注意!
 事故の前兆を
 見逃さないことだ。
 細かく火元の点検を。
 絶対無事故の毎日を。