きょうの聖教新聞  2008・2・17

★名字の言

創価女子短期大学の一般入試が行われた5日、創立者の池田名誉会長から受験生全員に激励の品が贈られた。“一つは本人に、もう一つは、お母さんに”と

▼折から連載中の短大特別文化講座「キュリー夫人を語る」の第1回で、受験生は全員が生涯、短大姉妹であり、「短大という場に来て戦ったこと自体は、厳然と生命に残る」「何があっても、朗らかに、生命の王女としての誇りを持って、堂々と『誉の青春』を生き抜いてほしい」と重ねて励ましを贈った

▼試験だから、合格・不合格がある。受からなければ悲しいのは、本人はもちろん、家族も同じだ。だが、挑戦したこと自体、結果にかかわらず尊いことは間違いない。いわんや、人類貢献の「創立の志」を掲げて建学された創価教育の城に馳せ参じようという「志」ほど、尊いものはない

▼経済では、独占や談合を排した自由競争が活力を生むという。一面は確かだが、「優勝劣敗の原理」の行き着くところは、一人の勝者と多くの敗者が存在する荒涼たる社会だ。挑戦者を最大に讃え、励ましてこそ、真に「活力ある社会」となろう

▼悲しみにうちひしがれる人を断じて、つくらないーこの「励ましの原理」を、われわれは社会の底流にしたい。( 香 )

★勇気を胸に打って出よ
 各地の大会を名誉会長が祝福 「青年よ勝利の大道を切り開け」

創価女子短期大学で記念シンポジウム
 教育学博士 アグネス・チャンさんが講演

★わが友に贈る
 尊き女子部に
 偉大なる幸福あれ!
 善き先輩と共に
 善き同志と共に
 勝利 勝利の人生を!