きょうの聖教新聞  2008・2・22

★名字の言

▼「法華宗四条金吾四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ」(御書1118ページ)。今月の座談会で学ぶ合った御文である。“創価の旗”を掲げ、社会で信頼を勝ち取る青年の体験は、四条金吾の姿にも重なる

▼ある男子部副部長は、大手銀行に入社。朝5時半、出勤前の勉強から一日が始まる。誰よりも早く出社し、掃除を続けた。地道な努力で、頭取賞など輝く戦績を残した

うつ病を患い、休職する時期もあった。何度失敗しても、最後に勝てばいい。病気とつきあいながら、職場で信頼を増す結果を残していった。縁あって金融研究所に転職し、中国とのパイプ役を担う。「10年先の勝利の峰を目指せ」。創価大学の卒業式で贈られた創立者の指針から10年。「日中友好のために働く」夢を叶えている

▼千年の風雪を勝ち越えた木と向かい合う宮大工棟梁の西岡常一氏は語る。一概に言えないが、高さが50メートルなら、根も50メートル下まで入りこみ、枝が10メートル横に伸びたら、根も横に10メートル張っている(『木に学べ』)

▼華やかな成功にも、根を張る下済みがある。あきらめず、労苦の先に実らせた喜びは大きいものだ。先の御文の前に、「火をきるに・やすみねれば火をえず」とある。( 陸 )

アメリカ ハワイ州 下院議会がSGI会長夫妻に「地球平和の大使」賞
 受賞理由 国際対話と国連支援を推進「平和の文化」担う人材を輩出

★わが友に贈る
 信心は最極の勇気。
 「南無妙法蓮華経
 師子吼の如し」だ。
 何も恐れるな!
 悠然と勝ち進め!