きょうの聖教新聞  2008・3・22

★名字の言

▼ある人の子育て体験。最近、言葉が増えてきた2歳の娘。靴下を履かせてあげたら「あいがと、パパ」と感謝された。親としては当然のことをしただけなのにと驚き、温かな気持ちになった

▼まだ幼いから、どこまで理解しているかはわからない。おそらく何かにつけて、子どもに「ありがとう」と言うようにしているので自然と覚えたのだろう

▼池田名誉会長は「ありがとうは<奇跡の言葉>である、口に出せば、元気が出る。耳に入れば、勇気がわく」と綴った。感謝の心は自分自身を豊かにする。“幸せだから感謝する”以上に“感謝するから幸せになる”のだ、と

▼身近な家族だからこそ、何かをしてもらって当たり前と思うのでなく感謝を声に出す。態度に表す。そうした積み重ねが、和楽の家庭を築く力となる

▼ロシア・国際児童基金協会のリハーノフ総裁は、子どもの育成は「国家の課題というより、親の、また人間の課題である」と述べている。子どもの健やかな成長と幸せを実現する。そのために大切なのは、大人自身の生き方だ

▼社会といっても、その縮図は家庭である。親子や夫婦など家族が傷つけ合う事件が多く伝えられてる昨今。だからこそ「ありがとう」の宝の価値を心に刻みたい。( 駿 )

創立者 創価大学第34回 短大第22回 卒業式で受賞
 中央アジア屈指の名門 キルギス国立大学「名誉博士」に
 ベクボエフ総長、ムサエフ学長一行が創大へ
 受賞の辞 人類よ 池田博士の声を聴け 「対話こそ平和構築の力」

★わが友に贈る
 「心こそ大切なれ」
 わが一念を巌の如く
 師弟の道に定めよ!
 「幸福の宝冠」が燦然!