きょうの聖教新聞  2008・3・28

★名字の言

▼スキーのモーグル種目で、上村愛選手がワールドカップ総合優勝の快挙を遂げた

モーグルとは、ノルウェー語で「雪のコブ」。多くのコブがある急斜面を滑りながら、途中でジャンプによる演技を入れ、ターンの技術やスピードを競う

▼上村選手の転機は、コーチのヤンネ・レハテラ氏との出会いであった。ヤンネ氏は“モーグルの王者”と呼ばれた五輪金メダリスト。植村選手は、彼の指導で、それまでこだわっていたジャンプからターン技術の重視へ。昨季は負傷欠場が続いたが、その間に、着実に技術を磨いた。それが見事に開花した今季。終盤5連勝で、年間王者に輝いた

▼方向転換に不安はなかったのか?との問いに彼女は答えた。「偉大なコーチの言っている通りにやれば勝てるという確信がありました」。精神面での成長も著しい

▼各地で拡大に挑戦する青年の奮闘が光る。しかし、思うように結果が実らず、悩んでいるメンバーもいよう。どうすれば開けるのか。答えは明確だ。師匠の指し示す道を実践することである

▼先行き不透明な時代にあって、こうすれば間違いない、という確信がある人は強い。人生に偉大な師匠を持つこと。それは、人生の道を開く肝心要の一歩である。( 扶 )

★中国 延安大学が決定 名誉会長夫妻を「終身教授」に
 決定通知書「世界の文化交流と文明の進歩に貢献」

★わが友に贈る
 青年を育てよう!
 青年を大事にしよう!
 青年を愛する組織は
 未来へ世界へ
 厳然と伸びゆく!