きょうの聖教新聞  2008・3・30

★名字の言

▼「胡麻」「胡椒」「胡瓜」。共通しているのは「胡」という文字だ。これらの植物は、中国から日本に伝えられ、中国には中央アジア方面から伝来してきたという。「胡」は、中央アジア方面の民族を示す

▼仏教がインドから中国へ伝播した主なルートは、中央アジアを貫くシルクロードであった。「日本人の精神構造に大きな影響をあたえている仏教の東方伝来においても中央アジアが演じた役割をみのがすことは決してできない」(『文明の十字路=中央アジアの歴史』)

▼その中央アジアキルギス共和国キルギス国立大学」から21日、池田SGI会長に「名誉博士号」が贈られた。式典終了後、ベグポエフ総長は「わが大学にも池田先生を師とする多くの人がいる」と語った

▼仏法を現代に実践する創価の思想は、「仏法東漸の道」であった中央アジアをも照らしている。SGI会長と対談集を編んだ同国の国民的作家・アイトマートフ氏は、「偉大な思想を広める偉大な人物」とSGI会長を賞賛してやまない

▼人間と人間との心を結ぶ「精神のシルクロード」は、今また、「仏法西還の道」をたどる。SGI会長の激闘とシルクロードを結ぶメンバーの歩みによって。( 芯 )

★池田SGI会長とズグロフスキー総長(ウクライナ国立キエフ工科大学)
 対談「希望の世紀へ生命の世紀へ」始まる

 欧州ウクライナと日本を結ぶ語らい 月刊誌「灯台」5月号から 4月中旬に発売

★わが友に贈る
 万物が伸びゆく春。
 心軽やかに
 若々しい息吹で
 対話の花を咲かせよ!
 仏縁を結ぶ好機到来!