きょうの聖教新聞  2008・4・22

★名字の言

▼「『二兎を追う者は一兎をも得ず』と言います」。女子学生が質問に立った。「勉強、クラブ活動、そして学会活動ー。全部やろうとすると、どれも中途半端になりませんか」

▼じっと耳を傾けた後で、池田名誉会長は語った。「力があれば、百兎でも千兎でも追いなさい」。第3代会長就任の前年、学生部員との懇談会でのやりとりだ<学生部指導集『正義の先陣』から>

▼心を広げる一言。当時、学生部員だった壮年が振り返っていた。「先生は『力があれば』と言われたが、『力はあるんだ』と言おうとされたのだと思います」

▼あの頃は、多くが“貧乏学生”。しかし名誉会長は「君たちこそ、世界の指導者に!」と語りかけた。そんなことを言う幹部はいなかった。学生たちも半信半疑。だが、その言葉通りに今、世界中で、社会の指導者が活躍している

▼百兎でも、千兎でも!-これこそ創価の気概。自身の小さな殻を破り、友の幸福を考える。自分中心の「小願」にとどまらず、広宣流布の「大願」に生きる。三代会長を先頭に、学会が歩み抜いてきた道だ

▼春は行動の季節。成長の季節。あの女子学生に、名誉会長は語った。「思い切って」「一つ一つ、着実に」「縦横に挑戦して」と。( 鉄 )

アメリカ各界が顕彰
 カリフォルニア州のマリン郡 3・16 若き後継者のために 世界平和の日を宣言
 サウスウエスタン大学    平和貢献を讃える石碑を除幕
 カルバーシティー高校    SGI会長夫妻に名誉校長章

★わが友に贈る
 大誠実と真心で
 勝利の人間外交を!
 すべてを味方に!
 広布最前線の
 全権大使たれ!