きょうの聖教新聞  2008・5・20

★名字の言

▼高校時代の野球部のOB会に参加した。毎年の恒例行事だが、今回は定年を迎えた監督を招待していた

▼20年も前の試合内容を、鮮明に覚えていた記憶力には、正直、驚かされた。そればかりか、教え子の陰の努力を、恩師はしっかりと心に刻んでいた

▼「よう頑張ったな」と監督に肩を叩かれた後輩。一度も公式戦に出られなかった。が、腐らず、密かに練習を重ねていたと、監督が“証言”。「そんなことも見えんようじゃ、監督は務まらんよ」。さらりと言った恩師こそ、彼の上達を、だれよりも願っていた

▼昭和55年5月の関西指導でのエピソード。夜を徹して諸行事の準備に携わったきた設営スタッフを、池田名誉会長は心から讃えた。そして、「皆さんの奥さまには、一番、ご迷惑を掛けた」と、全員にカーネーションを贈った。師の真心に皆が胸を熱くした

▼かつて名誉会長は、「だれも見ていないところで忍耐強く戦っている人をこそ、私は讃えたい。大切にしたい。それが私の変わらぬ心である」と。創価の大人材群も、陰の労苦を知る師の真心から誕生した

▼「どんな時も、がむしゃらに。野球でも人生でも、大切なことは同じ」。昔も今も真剣に語ってくれる監督に、心から感謝した。 ( 馨 )

★ブラジル 緑の都・ムリベッカ市 SGI会長に名誉市民証
 市長 非暴力の平和運動を賞賛
 人類には池田会長の智慧の光が必要

★わが友に贈る
 仏法は最高の生活法。
 信仰即生活の
 賢明なリズムを!
 今日もはつらつと
 健康と充実の日々を!