きょうの聖教新聞  2008・5・30

★名字の言

▼小説『新・人間革命』の執筆が開始された沖縄国際平和会館(旧沖縄本部)がある那覇市泊市の地に、「ペリル提督上陸之地」の石碑がある

▼1853年から翌54年まで5回にわたり沖縄を訪れた、米国の海軍軍人ペリーは、滞在中の美しい情景などを記録に残している。中でも、当時の暮らしぶりについて「琉球人は正月になると、漢文の題句を紙に書いて友人に贈る習慣があった」と記し、その題句の内容は「世界各国平和に恵まんことを」「この普き平和の日を讃歌せしめ」などとしている

▼ここで注目したいのが、19世紀に、すでに「世界平和」という言葉が使われていること。これは、沖縄人の“平和を求める心”の強さを表しているといえよう。が、20世紀には、その心もむなしく、悲惨な歴史を余儀なくされた

▼「一番苦しんだ人が、一番幸せになる権利がある」と、沖縄の、平和を求める“本然の人間主義”に光を当て、那覇・泊の地から正義の言論闘争を開始した池田名誉会長。忍従と慟哭の島は、今や憧れの幸福島へと変わりつつある

▼幸福も平和も、戦うなかで勝ち取るものである。大切なことは、勝利への行動にあろう。動き語った分、広布は進む。さあ、きょうも「一歩、前進」を誓いあいたい。( 碧 )

アメリカ ネバダ州が宣言 5月3日を「ダイサク・イケダの日」に
 「平和の種を育む貢献の人生 池田博士の模範の行動に学べ」

★わが友に贈る
 破邪顕正
 生命力の勝負!
 広布の大闘争に
 岩窟王の如く
 不屈の精神で挑め!