きょうの聖教新聞  2008・5・31

★名字の言

▼100から1を引くと・・・・当然、誰もが99と思うだろう。ところが、答えは「ゼロ」。帝国ホテルがサービスの教訓としている数式である

▼ホテルでは、さまざまな役務の従業員が連動してサービスに当たっている。そのどれか一つでも客の気分を害するようなことがあれば、全体の評価は落ちてしまう。同ホテル会長の藤居寛氏は「100年以上かけて築き上げてきたブランド価値も、たった10秒で失われてしまうことがある」(「日経ビジネス」5月19日号)

▼どんな組織も一人一人の力で支えられている。24時間どれだけ長い距離を走ることができるかを競う、ル・マン24時間レース。「偶然で負けるチームはあっても、偶然で勝つチームはない」といわれるほど徹底した総合力が求められる。車の性能やドライバーの技術、陰で支えるスタッフなど、どれ一つ欠けても勝つことはできない

▼組織の力は、個人の力の総和である。団結が強いほど、その力は倍化する。反対に、一人でも手を抜くようなことがあれば、敗北は必至である

▼御書に「異体同心なれば万事を成し」(1463ページ)と。全員が目標に向かって心を一つにすること。一人一人が主体者の自覚に立つこと。ここに勝利の方程式がある。( 敬 )

★中国 遼東学院が名誉会長を終身名誉教授に
 初訪中から34周年を祝賀

★わが友に贈る
 皆様は
 広布の英雄!
 体を大切に。
 夜は早めの帰宅を!