きょうの聖教新聞  2008・6・20

★名字の言

岩手・宮城内陸地震の被害は、日を追うごとに拡大しているが、各地の復旧への努力も急ピッチで、進んでいる

地震直後、一番心配なのは、身近な人の安否であろう。「真っ先に電話をしてきてくださったのは、関西創価学園の職員の方。5分と置かず副校長先生からも電話が入った時には、思わず涙が出ました」

▼今春から関西学園で学ぶ子を持つ、婦人部の方が、心からの感謝を語っていた。親元を離れて暮らす生徒のために、いち早く連絡してきた学園関係者ー。緊急時の素早い対応に、親子がどれほど安堵したことか、想像に難くない

▼池田名誉会長は常々、語っている。「報告を聞いたら、即座に対応する。この電光石火の行動こそが、友の心に勇気と希望の波動を広げるのです」。非常時の万全の備えは当然として、いざというときに、直ちに励ましの行動に徹することができるかどうか。「一人を大切にする」とは、スピードを伴うものだ

▼17日には、東北の青年部が、地震の被害で水道の復旧のめどが立たない地域へ駆けつけた。各戸を訪問し飲料水を届けると、「水は何より助かる」「創価学会はすごいね」と。2次災害の不安も深刻で、予断を許さない。被災地の一日も早い復興を祈りたい。( 濤 )

★移住100年を祝賀 日本ブラジル交流年を祝賀
 首都ブラジリアで日伯友好の桜を植樹
 日系人初の高等司法裁判所判事 マサミ・ウエダ氏の提案で実現
 「池田博士は世界平和の指導者」

★わが友に贈る
 青年の財産は
 誠実と信用だ。
 青春の苦労は
 買ってでもせよ。
 リーダーは常に成長だ!