きょうの聖教新聞  2008・7・16

★名字の言

▼使用済み携帯電話等から貴金属を取り出し、再利用する取り組みが、“都市鉱山”として注目を集めている。全国から回収品が寄せられる秋田県小坂町は明治時代、金、銀、銅の総生産額で、日本一を記録した鉱山の町だ

▼だが、煙害で樹木が枯れ、環境汚染も深刻だった。その町が今、循環型社会を提唱する“エコの町”へ。しかも、かつては自然破壊をもたらした精錬技術が資源の再利用に活かされている

▼弱点をもプラスに変えていくのは、人生にあっても大切だ。ある壮年部員は入会当初、吃音があるために内向的だった。が、あることに気づく。「歌を歌うときだけは言葉に詰まらない」。以来、合唱団に入り、音楽を通して、少しずつ自己表現ができるように

▼自信を深めると、対話もスムーズになった。今では地域の歌謡同好会に所属し、生き生きと友情の語らいを広げている。「吃音の悩みが豊かな人生を開くきっかけになりました」

▼自分が直面する困難を、どう前進と挑戦のバネに変えていくことができるか。池田名誉会長は「一つの現象も、とらえ方にとって、善にもなり、悪にもなる。どんなに大きな悪も、大善へと転ずることができる」と。自分に与えられた条件を最大に生かす価値創造の人でありたい。( 開 )

インドネシアで平和芸術祭
 日本との国交樹立50周年を荘厳
 ワヒド元大統領ラ各界ノ来賓
 インドネシア最大の文化団体「レスブミ」 池田SGI会長に「特別顕彰」

★わが友に贈る
 「日蓮が一門は
 師子の吼るなり」
 師弟不二の青年よ
 師子となれ!
 勇敢に正義を叫べ!