きょうの聖教新聞 2008・7・20

★名字の言

▼40年前にノーベル文学賞を受賞した作家の川端康成は、好んで、子どもたちの文章を読んだ。「文章の秘密は、技巧よりも情熱、姿よりも心」(『新文章読本』)を信念とした文豪は、子どもの純粋、かつ新鮮な心に映し出された作品に真摯に学び、自身の心と筆に磨きをかけた

▼今夏も、中等部、少年少女部では、「作文コンクール」が実施される。第39回を数え、例年、国内外から数万点の応募作品がある

▼過去の入賞作品を読み返してみた。好奇心あふれる少年部員は、頭の中に、次々と新しい世界を広げて見せてくれる国語辞典を、「まるで、言葉のふしぎな宝箱だ」と表現した。ある少女部メンバーは、隣の組織の地区部長である父から、友の活躍ぶりを聞けることに、「わたしは、2ばいの、幸せと元気をもらえます」と喜びを語っている

▼かつて、同コンクールの審査員が子どもたちの作品を手に、「まるで“宝の山”の中にいるよう」と感動を語っていたが、まさに同感である

▼子どもたちが持つ“宝の原石”。その素晴らしさに気付けるよう、育む側の大人も、感受性を磨いていかなければならない。鍛えの夏は、「後継の友」の未来部員とかかわることのできる絶好の“躍進月間”である。( 城 )

★台湾 高雄海洋科技大学 池田SGI会長を名誉顧問に
 陳学長が出席し創価大学で授与式
 授与の辞 世界の平和を推進する高貴な精神に学びたい

★きょうから未来部躍進月間

★わ友に贈る
 チャンスは
 行動の人に訪れる!
 大きく動いて
 大いに語れ!
 栄光の大前進を!