きょうの聖教新聞  2008・8・25

★名字の言

北京五輪の水泳オープンウオーター女子10キロで話題を呼んだ。南アフリカのデュトイト選手。開会式には同国の旗手として行進した。24歳。彼女には左足がない。健常者に交じり、25人中16位でゴール。「次はロンドン五輪で入賞を」と、視線は4年先に向かう

▼7年前、水泳の練習を終え学校に向かう途中、交通事故に遭った。シドニー五輪を逃した翌年だった。麻酔から覚めると左足の膝下は切断されていた。数ヶ月で練習を再開し、北京の夢を叶えた。ハンディを乗り越え、挑戦する姿は美しい

創価の世界にも“人生の五輪”に咲くドラマが尽きない。唇の動きから言葉を読み取る男子部員がいる。2年前に入会。同じ聴覚障害のある友人を、青年部幹部会の字幕付き衛星中継に誘い、名誉会長のスピーチを共に研鑽。自ら手話で確信を語り、弘経を実らせた。就職も勝ち取った

▼秋の全国障害者スポーツ大会にはバレーボールのキャプテンで出場する。友の幸せを祈り、目標を持って人生を歩む。「そんな自分に変われたのは、人生の師匠に出会えたから」

▼デュトイト選手がコーチにもらった座右の銘がある。「悲劇はゴールにたどり着けないことではない。たどり着こうとするゴールも持たないことだ」( 陸 )

★師弟の誓願の日 8・24から 創価の勇者の大行進!
 大九州に勝利の旗を 原田会長が出席し九州総会・北九州大会

★わが友に贈る
 異体同心の要諦は
 広宣流布の大願
 同志への尊敬
 師弟不二だ!
 法華経の兵法で勝て!


★今週のことば
 「御みやづかいを
 法華経と をぼしめせ」
 「仏法」即「社会」だ。
 日々の仕事で勝て!
 人生の勝利の旗を!