きょうの聖教新聞  2008・8・26

★名字の言

▼弘安4年(1281年)、日蓮大聖人のもとに、真心の品々が送られた。夫に先立たれた一人の女性信徒からのもであった。世間的には、寄る辺のない境遇の人であった

▼大聖人は、その方に一通の手紙を認めた(御書1476ページ)。権力から弾圧され、「人に捨てられ」、山中に「寒さにせめられ」ている大聖人。世間からは「悪人」と憎まれたその師を信じる、婦人のいちずな心。「涙を止めることができません」と。迫害や偏見、人生の苦難を乗り越える、強靭な精神の絆が、ここにある

▼かつて草創の方を取材した。旧習深い地で独り入会。偏見は厳しく、共同の井戸すら使わせてもらえない。遠くの谷川にまで水をくみに行った。何度、悔し涙を流したことか

▼ある日、連絡が来た。「池田先生が来る!」。「先生は、こんな山奥まで」と心が震えた。記念撮影会があった。その後も偏見は続く。悔しい時は、いつも記念撮影があった場所に行き叫んだ。「先生ー、絶対に負けませんー」。やがて耳を傾けてくれる人が出てきた。入会する人も出てきた。信頼され地域の役員に選ばれるまでに

創価学会の中、いたるところの光る池田名誉会長と一人一人の会員との絆。熱い血が流れているが故に、それは豊かで強い。( 哉 )

★北海道の歌「ああ共戦の歌」誕生30周年
 三代城、師弟共戦月間がスタート

★わが友に贈る
 目の前の課題は
 すべて わが使命!
 一つ一つを
 勝ち越えよ!
 朗らかに境涯革命を!