きょうの聖教新聞  2008・8・30

★名字の言

▼本年8月は、日中平和友好条約の調印から30周年にあたる。この4月に、中国人留学生の集いである仙台地区中国学友会と東北学生部が「池田大作先生・魯迅先生研究会」を発足した

▼仙台は若き日の魯迅東北大学医学部生として留学した地。彼の作品である『藤野先生』に詳しい。2回目となる7月の勉強会では、池田名誉会長の「革命作家・魯迅先生を語る」を教材に、両者の共通点を論じ合った

▼その後、学友会の李顧問は「池田先生が日中友好に果たしてきた偉業を両国の学生が学び、交流することが大切」とあいさつ。宮城県日中友好協会の江幡会長は「学生同士が交流し、両国の未来を考えるこの集いが魯迅の心そのもの」との好評を寄せた

▼きたる9月8日は、名誉会長の「日中国交正常化宣言」から40周年。友好の「井戸」を掘り、いかなる批判にも屈することなく信義を貫いてきた名誉会長。文学の力で真実の人間の生きる「道」を開き示した魯迅。二人が見つめたものは、常に人間であり、未来であり、青年であった

▼先人が掘った井戸、開いた道を、後に続く青年がさらに掘り下げ、広げていく。そこに両者の万年にわたる絆が結ばれる。平和への道は、この粘り強い歩みの中から生まれていく。( 作 )

★「教育の世紀」を開く創価大学
 「学生第一」の教育環境を拡充 明春に完成
 創大門 新総合体育館 創価教育万代之碑

★わが友に贈る
 リーダーは
 大変な所へ!
 大変な時こそ
 一人のために
 真心の励ましを!