きょうの聖教新聞  2008・8・30

★名字の言

▼この夏、天空では、ペルセウス座流星群など、美しい天体ショーが人々の心をうるおした。関西創価学園の夏期講座では、NASAアメリカ航空宇宙局)の教育プログラム「アースカム」で、国際宇宙ステーションから地球を観察する講座が好評だった

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を読み返した。周囲から冷たくされていた主人公のジョバンニは、幻想的な銀河鉄道の旅で、世の中のさまざまな不条理を悟り、成長していく。そして、「みんなのために、ほんとうのほんとうの幸福をさがすぞ」と決める

▼賢治は、別の著作の序に、“畑や森の中で、ひどいぼろぼろの着物が、素晴らしいびろうどや羅紗や宝石入りの着物に変わっているのを、たびたび見た”と記している。彼は、懸命に生きる人間の内にこそ、「ほんとうの幸福」の“種”があることを知っていた

▼「努力は、うそをつかない。すぐに結果が出なくても決して焦らないで、前へ進んでいくのです。その一歩一歩のなかに本当の幸福がある」とは、池田名誉会長が青年に語った言葉である

▼いそがしい毎日だが、たまには少し足を止めて、星空を仰いでみたい。この大宇宙に生きる自分の位置と本来の使命を、しっかりと見つめるためにー。( 行 )

★新生 沖縄よ 立ち上がれ
 団結の総県支部長会 原田会長が出席
 池田名誉会長が祝福のメッセージ

★わが友に贈る
 「地域」こそ
 「世界」を変える現場。
 身近な一人を味方に!
 朗らかに信頼を広げよ!