きょうの聖教新聞  2008・10・2

★名字の言

▼米国とインドの原子力協力協定、イランによるウラン濃縮活動、北朝鮮の核施設復旧作業・・・。昨今、核をめぐるニュースが相次ぎ、核拡散への懸念の声は高まるばかりだ。未来を生きる青年たちには、どう映っているのか

被爆地・広島をはじめ、中国5県に在住の8割を超す学生が“今後、戦争や紛争で核兵器が使用される可能性がある”と思っている。中国方面の男女青年部が今夏、実施した第13回平和意識調査で分かった

▼また9割を超す学生が、後世に原爆被害を「伝える必要がある」と回答する一方で、平和への行動に対して、7割超が「何をしてよいか分からない」、約1割が「行動しても無意味」と答えた

▼「何をして良いか』誰も教えてくれない→だから分からない→自分一人が「行動しても無意味」。この悪循環が無関心を蔓延させる。平和の問題に限らず、環境問題や政治にも同じことが言えまいか

▼無関心を増徴させる社会悪と闘ってきたのが学会の歴史であり、池田名誉会長である。過日も、名誉会長は「地道な『一対一の対話』にこそ、哲学の真価がある。『一対一の対話』から、大きな変革が生まれる」と。「対話」で青年を励まし、友に希望を贈る行動に、日本も世界も注目している。( 奨 )

★10・2 世界平和の日を荘厳
 SGI会長の海外歴訪の第一歩から48周年
 明日ハワイでパイオニア総会 広布功労者の銘板を除幕

★わが友に贈る
 仏法は因果の理法。
 一切無駄はない。
 一歩も退かぬ勇気で
 広布に走れ!
 大福徳は燦然!