きょうの聖教新聞  2008・10・13

★名字の言

▼豆腐は、かつて米国で「家畜の餌」と呼ばれ、最も嫌いな食べものに挙げられていた。それが今、健康ブームも手伝って、全米の半数のスーパーで販売されるまでになった

▼乳業企業の駐在員が豆腐を米国に持ち込んだのは、20年前。彼は試行錯誤の末、米人向けレシピ本を出版。「ミスター・トーフ」と名乗り、新聞の連載やラジオ番組も手がけた。普及への突破口は、飲み物にしたシェークだった

▼“売れない”と思ったら、勝負は始めから負けている。骨を埋める覚悟で打ち込めば、できないことはないー仕事を成した彼の結論である(『豆腐バカ世界に挑む』雲田康夫、光文社)

▼同じ課題でも、“やらされている”と思えば重荷にあなる。が、覚悟を決め、その課題にやりがいを見いだせば、成長の手応えも、充実感も得られる

▼「働くことが楽しみなら、暮らしはすばらしくなる!働くことが義務になったら、一生奴隷ぐらしだよ!」(野崎韶夫訳)とは、ロシアの文豪ゴーリキーの劇「どん底」の言葉だ

▼「義務」と思うか、「権利」と思うか。挑む姿勢で、得られる結果は、百八十度変わる。どんな壁でも乗り越えてみせるとの覚悟があれば、知恵も喜びもわく。目指すべき壁は今、目の前にある。( 陸 )

★新法城から広宣流布勝鬨を!!
 埼玉 見沼文化会館 喜ぶの開館式
 北海道 新滝川文化会館  晴れの起工式

★わが友に贈る
 絶対無事故が
 勝利の根本!
 強き祈りと
 細心の注意で
 充実の一日を!

★今週のことば
 広宣流布とは
 「人に会う」こと
 「人と語る」こと
 確信の対話で
 一人の心をつかめ!