きょうの聖教新聞  2008・11・9

★名字の言

▼新春に、列島を行き交う40億枚のはがき。年賀状は国民一人当たりに換算すると、30枚にもなる。今年もお年玉付き年賀はがきの販売が始まった

▼書簡のマナーを記した室町時代の文献『書札作法抄』によると、新年を慶賀する言葉を書くように、とある

▼新しい年に思いを馳せ、年内に祝賀の気持ちを書に託すのは、古くからの伝統のようだ。一枚のはがきが、人の心と心を結ぶ新年の風物詩は、日本が世界に誇る庶民の文化であろう

▼1980年(昭和55年)の年始、横浜・神奈川区の婦人部員宅に一通の年賀状が届いた。差出人は池田名誉会長夫人。宛先は、前年5月、名誉会長の名代として夫人が出席した小さな会合の中心者だった。「益々のご活躍を期待しつつ」との自筆が光る。出会いを大切にはぐくもうとする真心に、家族の皆が感動を覚えた

▼はがきのことを「自分の変わりに相手のところを訪問する代理人」(清川妙著『葉書はサッと書く』講談社)と言う作家もいる。お世話になったあの方、この方、交流をさらに深めたいあの人、この人ー年賀状という自らの“代理人”がお邪魔する相手先に思いを寄せながら、一枚一枚、心を込めて綴りたい。( 杏 )

★ブラジル 大サンパウロ圏の発展をリードするサンベルナルド・ド・カンポ市が創価の師弟の偉業を讃嘆

 市の「SGIの日}の慶祝議会で授与
 市議 池田会長は青年を育て未来を創造する!

★わが友に贈る
 「当に仏を
 敬うが如くすべし」
 一人の友を
 徹して大切に!
 それが一切の原点だ。

★今週のことば
 心を開く
 さわやかな挨拶を!
 近隣を大切に!
 誠実な振る舞いで
 信頼を広げよ!