きょうの聖教新聞  2008・11・19

★名字の言

▼明年のNHK大河ドラマは「天地人」。主人公は越後の名将・直江兼続上杉謙信の死後、主君・景勝を支えながら、「義」を貫いて乱世を駆けた生涯を描く

▼原作では冒頭、最強とうたわれた武田の騎馬隊が、長篠の合戦で敗れた理由について、青年の兼続がこう洞察する。「時勢に応じて仕組みを変えてゆけぬ者は、滅びるしかない。それが世の定めだ」(火坂雅史『天地人』NHK出版)

▼兼続はこれまでの伝統を軽視したわけではなかった。それも尊重しつつ、情勢の変化、社会の変化を察知して「早急に手を打つこと」「新しい力をいち早く取り入れること」を忘れまいとしたのだ

▼「次々と、新しいアイデアが出てくる。しかも突拍子もないものではなく、戸田先生の指導にきちっと沿ったアイデアが。この半世紀、驚きの連続でした。池田先生が『変革』の息吹を示し続けてくださったからこそ、今日の学会はあるのです」-草創の幹部の述懐である

▼先日、池田名誉会長は語った。「次の戦いの勝利、そして未来の勝利を見据え、どう手を打っていくか」。この問題意識を、いついかなる時も忘れなかったから、学会は大発展を遂げたのだ。きょうもまた、心新たに進みたい。未来の勝利に思いを馳せて。( 鉄 )

★創立78周年の勤行会
 池田名誉会長は第2別館 原田会長は創価文化会館で

★わが友に贈る
 創価の前進こそ
 希望の光だ!
 我らは広布の太陽。
 正義の心で
 世界を照らせ!