きょうの聖教新聞  2008・11・21

★名字の言

▼「祈りは叶うと、あらためて感じました」。ある婦人がそう語った

▼原材料、製法にこだわる評判の手作り豆腐店を長年、夫妻で営む。願いが二つあった。一つは豆腐が売れ残らないこと。午前3時から丹精して作る豆腐が残り、捨てる時は涙が出る思いに。二つ目は製法を受け継ぐ後継者の育成

▼昨年、愛用する大豆の入手が困難に。この豆が使えないなら廃業と思っていただけにピンチだった。祈り抜いた。“ピンチはチャンスだ”。思い直して3ヵ月後、納得のいく大豆に巡り合えた。この秋、好機が。評判を聞いたテレビ局が番組で紹介。各地からの問い合わせや来店が相次ぎ、今では毎日順調に販売。製法を学びたいと修行に来る青年まで現れ、二つの祈りが叶った

▼御書に「妙法蓮華経を信仰し奉る一行に功徳として来らざる事なく善根として動かざる事なし」(500ページ)と。信心の祈りと行動があれば、生活や仕事の努力が功徳となって実を結び、善根を積むことができれると示されている

▼「信心をふかくとり給うべし」(御書1112ページ)とも説かれている。目の前にある悩みや課題を嘆き、心配するだけでは道は開けない。大事なことは深い信心に立ち、御本尊への確信ある祈り、挑戦への行動を開始することだ。( 弓 )

インドネシア 理工系の名門 スラバヤ工科大学 池田SGI会長に初の「国際協力賞}
 国交樹立50周年の慶事 大学の創立記念式典で授与

★わが友に贈る
 御聖訓「此の事に
 あわん為なりけり」
 仏法に偶然はない。
 大変な時こそ
 強盛な祈りで勝て!