きょうの聖教新聞  2008・11・24

★名字の言

▼取材を通して、多くの人との出会いがある。毎回、その苦闘に胸を熱くするが、話をうかがうなかで、思わず、胸が詰まることもある

▼人間、深い悲しみや苦しみは、時が過ぎても消えないことがある。しかし、信仰を持ち、絶望の淵から這い上がり、前を向いて人生を歩き始めた人間は強い。“過去の自分”とは決定的にちがうのは、“「悲しみに負けない」自分”になったことだ

▼その大きな原動力となるのが、学会同志の「激励」である。「激励」とは、「激しく励ます」こと。通り一遍の言葉などで、深い悲しみは癒されない。昼夜を分かたぬ献身的な行動こそが、友に勇気の火をともすのだ

▼「誠実」「真心」に中途半端はない。時には反発されたり、会えない状況が続くことも。それでも、あきらめず、「友の幸福」を祈り続けるなかに、自他共の成長がある

▼小説『新・人間革命』に「苦悩をかかえて、死をも考えているような時に、激励され、信心によって立ち上がることができたという事実ーこれこそが学会の発展の源泉です」と綴られている(第3巻「平和の光」の章)

広宣流布とは、励ましのネットワークの拡大である。だからこそ、粘り強い地道な行動の積み重ねに、勝利の栄光が輝く。( 芯 )

全日本合唱コンクール 音楽隊が全国大会で活躍
 しなの合唱団 関西男性合唱団

★わが友に贈る
 何があっても
 朗らかに!
 何があっても
 力強く!
 前進こそ信心の魂だ。

★今週のことば
 「心に深き
 用心あるべし」
 油断は大敵だ。
 絶対に無事故で
 一年の総仕上げを!