きょうの聖教新聞   2008・12・29

★名字の言

▼本年5月、冒険家の三浦雄一郎氏がエベレストの登頂に成功した。その時、氏は75歳。世界の頂上で、突風にあおられながら、無線を通じて、こう語った。「本当に涙が出るほど、つらくて、厳しくて、うれしい」(『75歳のエベレスト』日本経済新聞出版社

▼60歳を過ぎてトレーニングを始めた三浦氏。過酷な労苦があっての、最高峰到達の喜びである。現在、80歳でのエベレスト登頂を目指す

▼27年前の1981年(昭和56年)12月、池田名誉会長は長編詩「青年よ 21世紀の広布の山を登れ」を、大分県青年部幹部会で発表した。参加した友は「『なぜ山に登るのか』『そこに山があるからだ』・・・」との長編詩を命に刻み、苦難や挫折の“山”を乗り越え、頂を目指してきた。今、あの日の青年から学者や校長、実業家などが誕生。社会の中核として活躍する

▼文豪・ショーロホフはつづった。「重要なのは頂上に達すること、どんなことがあってもたどり着くということだ!」(昇曙夢訳『祖国のために』角川文庫)

▼山の頂上に立てば展望は開ける。厳しい人生の試練も、勝ち越えた先に必ず喜びが待っている。そのことを確信する私たちは、明年も、栄光と歓喜の頂を目標に、広布の山の登攀に挑もう!( 正 )

★ブラジル ジアデマ地域教育理事会から池田SGI会長に顕彰状
 教育本部が地域一体の教育プロ議ラムを支援
 市内の公立学校で牧口教育プロジェクトを実施

★わが友に贈る
 勝って兜の緒を締めよ。
 油断は大敵。
 仏法は本因妙だ。
 「さあ、これから!」と
 常に決意の人であれ!

★今週のことば
 大勝利の一年
 本当にありがとう!
 「年は若うなり」
 青年の燃える心で
 師弟勝利の新出発を!