きょうの聖教新聞  2009・1・17

★名字の言

▼きょうと明日、大学入試センター試験が実施される。いよいよ受験シーズンの本番を迎えた。この季節、受験生にとっては気の抜けない日が続く

▼「灯は尽き、目は朦朧とし、眠りを欲す。しかし、一行一字を尚も学びたい」。これは、池田名誉会長が月刊誌「潮」で連載対談した、香港中文大学の饒宗頣終身主任教授の詩の一節だ。詠んだ時は16,17歳の頃という。青春時代、饒氏が、いかに寝る間を惜しんで勉強に励んでいたか、その心情が見事に表現されている

▼饒氏は書画家、詩人として知られ、仏教学、儒学敦煌学などを究めた碩学。中国学術界の最高峰「国学大師」として仰がれ、「東洋のレオナルド・ダ・ビンチ」と称されるのは、この青春時代の努力と鍛えがあればこそであろう。辛苦して学問を成し遂げる「蛍雪の功」を信じて、受験生には、全力を尽くして目標を勝ち取ってもらいたい

▼この時期、緊張しているのは受験する本人だけではない。支える家族の気苦労も多い。地域の会場提供者の家庭に受験生がいる場合は、十分な配慮を心がけていきたいものだ

▼未来に向かって奮闘する受験生の皆さん、最後までベストを尽くそう!見守る私たちは勝利の春を心から祈り応援していこう。( 濤 )

アメリカ カリフォルニア州SGI会長の青年育成を賞賛
 州上院議員 平和・教育の価値を拡大 地球規模の貢献に感謝

★わが友に贈る
 勝つために!
 「誠実」を尽くせ
 「勇気」を出せ
 何物にも揺るがぬ
 自分を創ることだ。