きょうの聖教新聞  2009・1・23

★名字の言

▼ピンチこそチャンスである。飛行機が向かい風から揚力を得て上昇するように人生も逆境を成長の因として、幸福の道を切り開いていける

▼イソップの寓話集に「狐と葡萄」という話がある。腹をすかせたキツネが、高い枝になったブドウを見つけて飛びつくが、何回ジャンプをしても届かない。あきらめたキツネは、「まだ熟れてない」と言って立ち去っていく

▼乗り越え難い壁にぶつかった時、都合のいい言い訳をして、自身を欺いてしまう。言い訳をする暇があれば、「もう一歩」の努力を積み重ねたい。壁は外にあるのではなく、自身の心の中にあるものだ

▼カナダの作家モンゴメリーは、代表作の主人公アンにこう語らせている。「小さな障害は、笑いの種だと思い、大きな障害は、勝利の前兆だと考えるようになったの」(掛川恭子訳、『アンの愛情』講談社文庫)

▼勝利を手にするには、大なり小なりの障害を乗り越えなければならない。仏法が説く「煩悩則菩提」の法理の通り、強盛な信心に徹すれば、すべての苦悩が幸福の因となり、勝利の道が開ける

▼現状が厳しければ厳しいほど“いよいよ時が来た”と勇んで信心を奮い起こそう。その先に、自ずと新たな歴史は築かれる。( 敬 )

★中国 広東省の嘉応学院に誕生 池田大作文化哲学研究所
 李所長 池田研究で「調和の世界構築に貢献}

★わが友に贈る
 勝負の決着点は
 「今この瞬間」だ。
 皆が先駆者となり
 我に続けと
 きょうを勝ちまくれ!