きょうの聖教新聞  2009・1・28

★名字の言

▼地区協議会で婦人部員が活動報告。女学校を卒業後、50年ぶりに友人と合い、対話の花を咲かせたという。「決意しなければ二度と会えなかったかも・・・大満足な結果に終わりました」。その勇気に拍車喝采

▼やり遂げた充実感はさらなる前進をもたらす。とはいえ躊躇する気持ちもあったろう。後悔には2種類あるという。「何かをしてしまった後悔」と「何かをしなかった後悔」。著述家の内田樹氏は、“しなかった後悔”の方が「私たちの心を長い時間をかけて酸のように侵食して、私たちを廃人に追い込む」ものだと述べている(『子どもは判ってくれない』洋泉社

▼何かをなそうとするには、前向きな一歩、決断が必要だ。それは諦めや臆病とのせめぎ合いでもある。弱さに打ち勝っていく力は、広布の闘争の中で磨かれるもの。「発心」の原義は「日々、初心に帰って仏道を志す心を起こす」ことである

日蓮大聖人は「但偏に思い切るべし」(御書1451ページ)、「一生空しく過ごして万歳悔ゆること勿れ」(同970ページ)等、門下に決上した一念に立つことを教えられた

▼祈りを根本に、やるべきことを先延ばしすることなく、直ちになす。その決意に立てば、立ちふさがる困難も眼下に見下ろしていける。( 葉 )

創価学会版「妙法蓮華経並開結」
 「SGIの日」を記念誌英語版を発刊
 慈悲と希望の大法を全世界の民衆に!

★わが友に贈る
 「大悪をこれば
  大善きたる」
 最も大変な時こそ
 最も栄えゆく好機だ。
 勇敢に挑み立て!