きょうの聖教新聞  2009・1・29

★名字の言

▼情報通信の世界に「メトカーフの法則」と呼ばれるものがある。“ネットワークの価値や力は、利用者の数にしたがって増大する”というもの

▼人間同士が交流するときも、互いに触発し合い、コミュニケーションの輪が生まれる。注目すべきは、その増え方だ。人数が1人増えるごとに、倍、倍と急増する。触発が、また新たな触発を生み、交流の輪が爆発的に広がるのだ

▼人間の脳の神経細胞は140億個ともいわれるが、これも単独ではなく、複雑なネットワークを形成することで、無限の可能性を創造することができる

▼池田名誉会長は「今日の情報社会にあっても、結合が力である。いかなる分野においても、孤立したところは取り残され、滅び去っていく」と語っている。広布の組織にあっても、皆が団結して、目標を達成しようと、互いに手を取り合って前進するとき、思いもよらぬ力が発揮でき、その相乗効果が「勝利」への上げ潮をつくり出す

▼グループを中心に、一対一の真心の対話で、さわやかな共感を広げる婦人部。名誉会長の随筆「広布の賢者の壮年部」を手に家庭訪問を重ね、ともに学び合う壮年部。創価の人間の輪は、「一人」への励ましに徹した“触発”から始まるから強いのだ。( 由 )

★創立80周年へ 史上最高の師弟の連帯を
 欧州広布サミットから出発

★わが友に贈る
 リーダーは勝負の
 “急所”を見極めよ。
 的を射た一手一手が
 正義の万波となる。
 電光石火の名将たれ!