きょうの聖教新聞  2009・1・30

★名字の言

▼インフルエンザが全国的に猛威を振るっている。27日には、全都道府県で患者報告数が「注意報レベル」を越え、昨年のピーク時を上回る水準に達したことが、国立感染症研究所の調査で分かった

▼本紙23日付「暮らし」の「感染症を防ぐための日常の留意点」(宮沢裕内科医監修)。一般的な感染症の予防には、外出から帰宅しての手洗い、うがいが効果がある、とあった

▼特に手洗いの際に留意する点として、次の5点が挙げられている。①指輪や腕時計は外す②石鹸などの洗浄剤を使用する③不十分になりがちな指先、つめの間、親指、手首も含め30秒以上は洗う④流水でよく洗い流す⑤清潔なタオルなどでよくふき取る

▼近年は「新型インフルエンザ」の発生も懸念される。災厄は大きくならないうちに、手を打つことが必要だ。そのためにも個人での予防対策を、日ごろから身に付けておきたい

釈尊も、食前に手洗いや、うがいを必ず行うよう、弟子たちに教えていた(「『四分律』)。医療技術が進展しても、身近な「予防」が肝要なことに変わりはない。“信心しているから大丈夫”という安易な考えは禁物。「健康こそ勝利の絶対条件」との心構えで、“信仰者だからこそ”細心の注意を払っていきたい。( 誼 )

中央アジア キルギスの言語・文学教育の殿堂 ビシュケク人文大学
 池田SGI会長を名誉博士
 ムサエフ総長から決定通知書 人類の文化的・精神的な価値を広めた行動を賞賛

★わが友に贈る
 足下を掘れ
 そこに泉あり!
 近隣の友と
 心を結ぶ源泉は
 「誠実」の二字だ。