きょうの聖教新聞  2009・2・1

★名字の言

▼「畜生の心は弱きをどし強きをおそる」(御書957ページ)-佐渡御書の有名な一節である

▼「畜生の心」とは、動物の心ではない。それでは動物に失礼だ。散歩のイヌが、小型犬をからかい、大型犬にこびを売ることはないのである。「畜生の心」とは、人間ならではの、ずるさと卑しさにほかならない

▼バラバラ殺人も振り込め詐欺ホロコースト(大虐殺)も、人間にしかしえない仕業である。“民衆のために”と言いながら、法律の網の目を巧みにかいくぐり、陰でこっそり私腹を肥やす輩もいる。まことにタヌキも顔負けだ。だから初期仏教は、もう「人間」に生まれないこと(輪廻からの解脱)を目指したのである

▼もちろん一方で、人間には思いやりの心がある。友のため自己犠牲を払うこともできる。悪魔にも偉人にもなれるーかくも大きな可能性をはらんだ存在が人間なのだ

佐渡御書にいわく「師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし」と。「師子王の心」も人間の心である。それは「大勢の人を励まし、心を尽くして仏法の素晴らしさを語っている行動のなかにこそ」と池田名誉会長(「大白蓮華」1月号)

▼人間ならではの“輝き”を取り戻すため、さあ勇気と挑戦の仏法対話へ! ( 栄 )

★韓国 利川市が池田SGI会長夫妻に名誉市民証
 趙市長 韓日友好と共生社会への貢献 市民が尊敬する平和の指導者

★わが友に贈る
 世紀の「2月闘争」
 青年が躍り出よ!
 師匠直結で
 時代を揺るがす
 圧勝の若獅子たれ!