きょうの聖教新聞  2009・6・17

★名字の言

▼「目黒のさんま」という落語をご存知だろうか。江戸時代、ある殿様が、通り掛った目黒で、農家の主人が焼いたサンマをごちそうになった

▼ただ焼いただけの素朴な魚。だが、初めてサンマを食べた殿様は、そのおいしさに感激した。後日の宴会で、サンマを所望。小骨を抜き、柔らかく蒸したものが出た。味はいまいち。聞けば、日本橋の魚河岸から取り寄せたという。そこで殿様が一言。「それはいかん。さんまは目黒にかぎる」(興津要偏『古典落語』)

▼庶民が「うまい」と感じたものは、殿様にとっても美味だったー庶民の日常の感性が、平凡でありながら、いかに大切な本質をとらえているかを知ることができる

▼東京・目黒区のある支部副婦人部長。知人には、社会的な名士も多い。皆、一見、垣根が高い。だが、彼女は「池田先生と学会の真実をストレートに語る」のが信条。彼女の紹介で、これまで多くの日田が入会。最近も、地域の名士が本紙を購読した。彼女の率直な対話から、学会理解の輪が大きく広がっている

▼名誉会長は「ありのままに真実を語る。それが一番強い。必ず相手に通じていく」と。私たちも、学会の正義と真実を率直に語りたい。自信満々と、そして堂々と! ( 之 )

★新時代第30回本部幹部会 全戸工婦人部幹部会
 信仰と努力こそ無敵の力

★わが友に贈る
 一人の勝利は
 歓喜の万波を生む。
 わが学会は
 皆が先駆者だ。
 未来を切り開け!