きょうの聖教新聞  2009・6・24

★名字の言

▼東京のある座談会。会場を訪れると、入院中と思っていた男子部員が、笑顔でちょこんと座っていて、驚いた

▼本年3月、急性の白血病に。闘病生活を送っていた。聞けば、その日が入院後、初めての外泊。座談会があると知り、どうしても参加したかったという。「病室で気付いたんです。自分は一人じゃない。さまざまな人とのつながり、多くの祈りに包まれているんだーと。そう思うと、絶対に勝ってやる!抗がん剤治療も変毒為薬です」とにっこり。隣で、新婚半年の新入会の妻が深くうなずいていた

▼人間は「親と子」「教師と生徒」といったタテの関係、友人同士のようなヨコの関係以外に、異世代間の「ナナメの関係」が大切であると、著述家の藤原和博氏はいう(『16歳の教科書』講談社)。「人間の人生って、この『ナナメの関係』がどれほど豊かであるかによってかなりの部分が決まる」

▼こうした多彩なつながりで満ちているのが学会の世界である。進路に悩む未来部を激励する。病気や失職と戦う友のために祈る。自他共の幸福に全力を注ぐ

▼世代も社会的立場も違う人たちが、師のもとで、励まし合い、決意し合い、人生の大勝利を目指すー創価の絆の麗しさは、ここにある。( 葉 )

★韓国 釜山の教育庁からSGI会長夫妻に特別顕彰
 世界平和と永遠の韓日友好に貢献!

★わが友に贈る
 勝利を決するのは
 「次」ではない
 「今この瞬間」だ!
 一期一会の
 正義対話に全力を