きょうの聖教新聞  2009・7・19

★名字の言

民俗学者柳田国男が、「これこそ口承文学の最高傑作」と絶賛した『アイヌ神謡集』。著者の知里幸恵は19歳の時、失われつつあったアイヌ語の物語を日本語に翻訳し、不朽の名作を完成させた

▼現在、英語やロシア語などでも出版され、「アイヌ」の誇りを今に伝える(中井三好著『知里幸恵彩流社)。民族の文化を絶やすまいとした思いは、現在もアイヌの人々の心に生きる。若き一人の女性の決意の行動の、何と素晴らしきことか

▼先日、発表された女子部の「永遠の五指針」。昨年11月に「池田華陽会」が結成されたカンボジアでも、早速、女子部がクメール語に翻訳。「華陽会総会」で発表され、大きな波動を広げている

▼現地では、座談会の御書講義の担当など、女子部の活躍が目覚しい。青年部長のソチェット・ソクさんも、アメリ創価大学出身の女性リーダー。「指針の一節から負けない!を合言葉に、前進を誓い合っています」と。乙女たちの奮闘に、壮年も婦人も、拡大の勢いを増している

▼御書に「女子は門をひら(開)く」(1566ページ)と。女子部の活躍は、世界広布の希望の扉を開く原動力。きょうは「女子部結成記念日」。次代を担う勝利の王女たちの健闘を祈りたい。( 誼 )

★きょう女子部が結成記念日  世界一の希望のスクラム
 新指導集「華陽の誓い」発刊へ

★わが友に贈る
 一人の女性の
 勇気の声で
 環境は一変する。
 皆が幸福勝利の
 名女優と光れ!