きょうの聖教新聞  2009・12・15

★名字の言

地球温暖化対策の枠組みを協議する、気候変動枠組み条約の第15回締約国会議(COP15)が、デンマークコペンハーゲンで開催中だ。先進国や新興国、そして、発展途上国を含めた地球規模での温暖化対策の実現に、注目が集まっている

創価学会は、これまで各地で「21世紀環境展」を開催するなど、長年にわたって環境問題に取り組んできた。世界各国のSGIでも、韓国の国土大清掃運動をはじめ、河川の浄化や植樹の推進(カナダ)、植林や希少動物保護(ブラジル)など、どの活動も地域社会から高い評価を得ている

▼それらの活動の基盤となっているのが「依正不二」の仏法哲理だ。依法(環境)と正法(人間)は一体不二であり、環境破壊は、人間自身の破壊の移し絵にほかならない。日蓮大聖人は「衆生の心けがるれば土もけばれ心清ければ土も清し」(御書384ページ)と仰せである。一人一人の一念と実践で、周囲の環境は良い方向へも、悪い方向へも変えられる

▼温暖化と無関係な人間は一人もいない。自分さえよければという利己の生き方から、他者の幸福に尽くす貢献の人生へ!-まずは今、できることがないか、考えてみよう。地球のため、未来のため、そして自分のために。 ( 誼 )

★全日本ディベート選手権
 創価大学が日本一
 本年2度目の栄冠

★わが友に贈る
 振り込め詐欺
 言葉巧みな誘いに
 厳重注意せよ!
 まず確認・相談だ!
 「百千万億倍」の用心を。