きょうの聖教新聞  2010・2・24

★名字の言

▼『池田大作名言100選』が好評を博している。脳科学者の茂木健一郎氏は「自分を高めるきっかけを与えてくれる言葉が散りばめられている」(中国新聞)と書評を寄せている

▼発刊した中央公論新社の首脳が先日、講演を行った。同書を出版するにあたって、編集者が約40年間にわたる名誉会長の数多くの著作を読んだ。そのなかで、強く印象を受けたこと。その一つが、名誉会長の言葉には「ぶれがない」ことだ

▼過去と現在の間で、その人物の相互に矛盾があると、名言集など発刊できない。過去に発刊された書籍でも一人の言葉で編んだ名言集は、ほとんどないという

▼作家・村上政彦氏は「名誉会長の言葉は、本質的に励ましの言葉」と指摘する。現実の中で、深刻な悩みを抱えている友の心を、いかに鼓舞するか。名誉会長の言葉は、観念の遊戯ではない。限られた時間の中で、紡ぎ出された精神の闘争の結晶である。だからこそ「ぶれ」がない。人の心を打つ

▼講演で、首脳は語った。「現代の日本では、一人で名言集をつくれるほどの力のこもった、意味ある言葉をたくさん発せられる人は、なかなかいない」と。半世紀、一貫して変わらない師の闘争ー報恩感謝を胸に、私たちも続きたい。 ( 芯 )

★世界は変わる!民衆の連帯で  被爆65年の長崎で核兵器廃絶への挑戦展
 3月5日まで 長崎原爆資料館 平和会館ホールで

★わが友に贈る 
 どんどん人と会い
 人と語り 心を結べ!
 われらの対話は
 社会に信頼と友情を
 広げゆく戦いだ!