きょうの聖教新聞  2010・4・16

     名字の言
 
     ある学校の入学式で来賓が語っていた。学生時代は宝探しのようなもの。いろいろな宝物がある。自分の中に眠る可能性という宝。生涯、切磋琢磨し合う友人という宝・・・。これらを一つでも多く見つけることが、人生勝利の土台となる、と
     池田名誉会長と対談した、20世紀を代表する歴史家トインビー博士も、日本の中学・高校にあたる年代に「生涯の宝」を得たという。その宝とは、①教育を与えてくれた学校の創立者と結んだ父子の関係②教員に対する尊敬と賞賛と愛情③同年輩の多くの人々に対する深い愛情―である(山口光朔・増田英夫訳『回想録Ⅰ』)
     博士の能力を十全に開花させる原点となったからこそ、「生涯の宝」なのだろう。青年は一人残らず、ダイヤモンドの原石だ。ダイヤはダイヤでしか磨けないように、ダイヤのごとき一流の人物との出会いや、友人との交流があってこそ、自身も強く美しく磨かれていく
     「生涯の宝」を得るのは学校だけではない。職場にも地域にも、良書の中にもある。大切なのは、「生涯の宝」を探し求め続ける意欲であろう。自らを向上させる軌道が、ここにある
     宝は、日常の足もとに必ず眠っている。さあ、新しい自分を発見する行動を開始しよう。 ( 側 )
 
     中国 シルクロードの医学の殿堂 新疆医科大学 池田名誉会長に第1号の「名誉教授」
   「人類の為に四方を駆け中日の友好の懸け橋に」
 
     わが友に贈る
「平和」のために!
「民衆」のために!
 わが生命を燃やして
 元気はつらつと進め!
我らは青年学会だ。