きょうの聖教新聞 2010・5・8
★名字の言
▼なぜハスは泥に染まらないのか。それは「身繕い」をしているからだという。ハスの葉には、撥水性がある。表面にある細かい毛のようなものが水をはじくのだ
▼葉に付いた雨や露が丸い水滴になって、コロコロと表面を転がり、泥やゴミを絡め取っていくそうだ。「ロータス(ハス)効果」と呼ばれている(『レンコン(ハス)の絵本』農文協)。雨露で汚れるどころか、かえって、それで自らをきれいにしてしまう。仏法で説く「如蓮華在水」の言が思い起こされる
▼法華経の行者は、難に遭えば遭うほど、ますます成長できるものである。御書に「猪の金山を摺り」(916ページ)とある。猪は「金の山」が輝いているのが気に入らない。「なんだ、あんなやつ」と、輝きを消そうとして体をこすりつける。猪の毛は硬く、勢いもすさまじい。しかし、こすればこするほど、金山はますます輝きを増していった
▼障害があるほどに自分を高めていくー人間関係においても大切な教え、と池田名誉会長は指摘する。「自分を一番困らせる人間こそが、自分を仏にしてくれる」と
▼人を変えるのでなく、自分が変わるのが「人間革命」だ。その決意に立った時、一切をプラスの方向に転じていける妙法の力用を実感できる。 ( 申 )
★中国 浙江省の総合大学 寧波大学が決定 池田名誉会長に名誉教授称号
決定通知 中日友好の深化に貢献 青年交流の道を開いた
★わが友に贈る
自分が勝つことが
最高の勝利だ!
迷ったときこそ
一歩 踏み出せ!
強きで壁を破れ!