第9回 女子部は全員が幸福に        (2012.6.6付 創価新報)

正しい人生の軌道を
 女子部は、全員が幸福になってもらいたい。
 これは、戸田先生と私の、師弟一体の祈りであり、願いである。
 日蓮大聖人は「法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし」(御書1492ページ)と仰せである。若くして妙法を受持した乙女が、絶対に幸せにならないわけがない。
 現実は厳しい。人生は長い。だからこそ、哲学が大事だ。信心が大事だ。
 青春時代の今この時に、教学という確固たる生命の羅針盤を持つならば、正しい人生の軌道を歩み、真の幸福を必ずつかんで、勝利の花を咲かせることができるのである。
 
仏天が見守っている
 信頼できる人、頼れる人、何でも相談できる人──そういう人を持とう。そして、自分もそういう人になると決意するのだ。
 戸田先生は「一人でもよい、心から話せる友、また、いざという時に信心を教えてもらえる人をつくりなさい」と言われた。
 青春は、悩みとの戦いだ。しかし、悩みがあるから成長できる。偉大な人間になれる。
 貴女《あなた》の生命の中に、妙法という最高の宝がある。だから、何も恐れることはない。誰が見ていなくとも御本尊が分かってくださっている。そして、仏天がいつも見守っている。
 大丈夫です。安心して頑張りなさい。
 
にぎやかに朗らかに
 学会の未来は女子部で決まる。
 1人の立派な女子部の存在は、10人、100人に匹敵する力を発揮していく。女子部が明るく伸びれば、学会も勝ち栄えていくのだ。
 同世代の女性のスクラムを広げよう!
 にぎやかで、朗らかで、楽しい雰囲気のところに、人は集まってくる。
 自分らしく、華陽の生命を光らせながら、「これだけはやりきった」「信心の体験を積んだ」との歴史を創ってもらいたい。