【第21回】 執念で勝ちまくれ (2012.12.5付)

朝の祈りで勝つ
 朝が勝負である。昇りゆく旭日の勢いで、きょうをスタートするのだ。勤行・唱題は、生命を蘇らせる暁鐘である。忙しくなるほど、戦いが厳しくなるほど、朝に勝つのだ。朝の勝利から、青春の勝利の歴史を創ろう!
 あの大阪の戦いも、朝の祈りから出発した。だから不可能を可能にできた。永遠に輝く「勝利の金字塔」を打ち立てることができた。
 戦えば、三障四魔も競い起こる。毎日が真剣勝負である。だから、強盛に祈るのだ。
 「法華経の兵法」で、敵をも味方に変えていくのだ。
 
勢いを加速せよ
 いかなる戦いも「勢い」で決まる。その勢いを加速していく力が、リーダーの一念だ。
 第1に「勝利への執念の勢い」があるか。
 「断じて勝つ」という不屈の執念を漲らせるのだ。
 第2に「破邪顕正の正義の勢い」があるか。
 邪悪を許さぬ正義の炎を、わが生命に赤々と燃やすのだ。
 第3に「師子奮迅の師弟の勢い」があるか。
 師弟が心を合わせ、師子吼を轟かせて前進するのだ。
 第4に「常勝破竹の団結の勢い」があるか。
 異体同心の団結で、創価の底力を満天下に示しゆくのだ。
 
三変土田の大闘争を
 あらゆるものが変化、変化の連続である。
 その変化を、善の方向へ、幸福の方向へと変えていくのが私たちの信心である。
 ゆえに、人は必ず善く変わることができる。
 環境もまた、必ず善く変えることができる。
 法華経には仏が国土を三度変じて浄土としたと説かれる。広宣流布とは、この裟婆世界を仏国土に変えていく「三変土田の大闘争」である。ゆえに、今おかれた環境を嘆いてはならない。いよいよ闘志を燃やすのだ。
 仏国土を開く儀式は、二度、三度と繰り返されて成就した。
 祈りに祈り、粘り強く挑戦を重ねてこそ、わが地域の「三変土田」は成し遂げられることを忘れまい。