【第22回】 はずむ心で打って出よう! (2013.1.16)

一人また一人と善の連帯を
 さあ、「青年学会勝利の年」が開幕した。新たな自分自身の人間革命へ、はずむ心で打って出よう! 若人の熱と力で新時代を築くのだ。広宣流布のために共に戦おう!
 民衆の中へ。人と人との出会いの中へ──このたゆまぬ行動が仏法である。心と心を結んでこそ、社会は平和と幸福の方向に向かう。
 そのために、日頃から新しい出会いを心掛けていくことだ。どんどん人と会っていく。
 「会う」ことが自分の殻を破る、人間革命の挑戦だ。人間は人間の中で磨かれ鍛えられる。
 一人の真の友人ができれば、すごいことだ。その向こうには、何人もの友がいる。誠実に一人また一人と、「善の連帯」を広げるのだ。そこに実質的な広宣流布の拡大がある。
 
胸襟を開いて語り合う
 日蓮大聖人は、どんな人とも分け隔てなく胸襟を開かれ語られた。これが御本仏の御振る舞いである。究極の人間主義である。
 御聖訓には、「他人なれどもかたらひぬれば命にも替るぞかし」(御書1132㌻)とある。
 たとえ他人であっても、心を通わせて語り合えば、お互いが命にもかわる、かけがえのない存在になっていくのである。
 私も若き日に住んでいた青葉荘の皆さんとあいさつを交わし、交流を結んだ。仏法を語り、入会された方もいる。宝の同志である。
 ともあれ、青年らしく、人間らしく、垣根をつくらず、縁する人を大切にしていくのだ。
 
地域こそ広布の本舞台
 わが地域を大事にしていこう!
 地域こそ広宣流布の本舞台である。
 自分らしく、地域に尽くしていくことだ。地域貢献といっても、あいさつから始まる。焦らず着実に信頼を積み上げていくことだ。
 「ああ、この地域には、いい青年がいる」。そう思われるようになれば、勝ちである。
 自分自身を「人間革命」する。そして自分の地域を「広宣流布」する。これほど充実した青春はない。ここにこそ、何ものにも揺るがない幸福と勝利の基盤が築かれるのだ。