【第15回】  信頼と友情の根を張れ (2013.4.13)

民衆の平和の柱として、今や世界から支持され賞讃される創価学会の大発展の力は、どこにあるのか。
 それは、目の前の課題と格闘しながら、悩める友のため、広宣流布のため、一生懸命に戦って、麗しい創価家族の連帯を築いてこられた尊き婦人部の方々である。
 リーダーは、どこまでも婦人部を尊重し、心から讃えていくのだ。
 御聖訓には「法華経を持《たも》つ女性は、他の一切の女性にすぐれているだけでなく、一切の男性にも超えている」(御書1134ページ、通解)と力強く仰せである。
      
 仏法は「本有常住・常寂光土」と説く。自分が広布に戦うところを、寂光土と輝かせていける。どこか遠くに理想の国土があるのではない。
 自分の地域は、一切の責任を持って守っていく。わが地域に根を張っていくことだ。
 足元の地域を大事にしていかねばならない。自ら率先して、信頼と友情光る地域革命を成し遂げていこう!
 自分がいる地域の、あの方と、どう心を通わせるか。この方と、どう理解し合い、支え合っていくか。それが大切だ。よき隣人として、親しまれ、慕われていく。これが仏法即社会の生き方である。
      
 戸田先生は言われた。
  「これからは、青年の時代だ。青年を大事にして、何でも語り合い、自分の思っていることを全部、伝えて、バトンを受け継いでもらう以外に、将来の発展はない」
 リーダーは、どれだけ人材を育てたか。どれだけ後輩を伸ばしたか。これが勝負である。自分の時代に、厳然たる歴史を築いてもらいたい。