2013-05-11から1日間の記事一覧

大白蓮華 2013年(平成25年)5月号(No.761)

白蓮華 2013年(平成25年)5月号(No.761) わが街は人間共和の宝土なり 創価学会名誉会長 池田大作 「どんな人であっても、話し合ってみるべきだ」とは、ローマクラブのホフライトネル名誉会長の信条である。それは、なぜか。語り合えば、「必ず、その人の…

大白蓮華 2013年(平成25年)4月号(No.760)

大白蓮華 2013年(平成25年)4月号(No.760) 友から友へ! 歓喜の声を 創価学会名誉会長 池田大作 「勇気ある一歩を、まず踏(ふ)み出すことです。そして、一歩一歩と前に進み続けることです。そこに、おのずと道は開かれていきます」 私たちの大切な友人…

【第28回】 社会を変えゆく正義の大潮流を (2013.4.17)

立正安国の大精神で 日蓮大聖人は、「立正安国論」をお認めになられた、やむにやまれぬ御心境を、「但偏に国の為 法の為 人の為にして身の為に之を申さず」(御書35㌻)と記されている。 自分だけの幸福などない。ゆえに社会の安穏を願い、正しい哲学を広め…

【第13回】 君よ輝け! 世界を照らせ (2013.5.1)

創価」は幸福者の合言葉 フランスの大文豪 ロマン・ロラン たった一人の善人の善は人類を照らすのです。ですから、 人類が善くなるか悪くなるかは、私たちひとりひとりにかかっている。 ──新緑が輝く季節になりました。5月3日の「創価学会の日」、おめでと…

【第17回】  大闘争心を! そこに幸福 (2013.4.28)

学会は、師弟の魂を核として、青年を先頭に、民衆のための、あらゆる戦いに勝利の歴史をつくってきた。 勝つことが、広宣流布である。難に打ち勝ってこそ、その生命は菩薩となり、仏と輝く。幸福の太陽が昇る。 一切を勝ち抜いたゆえに、学会は、日本はもと…

【第16回】 新しい日を 新しい決意で (2013.4.21)

いついかなる時も、自らが心新たに、みずみずしい決意で立ち上がったその日から、一切が生まれ変わる。 「きょう、私は勝った!」 「勇気を出せた!」 「一歩、前進できた!」──こう叫べる一日一日でありたい。 わが胸中に、わが一念に、「大法弘通慈折広宣…

【第15回】  信頼と友情の根を張れ (2013.4.13)

民衆の平和の柱として、今や世界から支持され賞讃される創価学会の大発展の力は、どこにあるのか。 それは、目の前の課題と格闘しながら、悩める友のため、広宣流布のため、一生懸命に戦って、麗しい創価家族の連帯を築いてこられた尊き婦人部の方々である。…

【第14回】  賢者は喜び 愚者は退く (2013.4.7)

人材こそ宝だ。一人また一人と、新しい人が立ち上がっていく。これほど、うれしいことはない。 共に語り、共に祈り、幸福と平和の陣列を広げよう! 広宣流布のために戦える。これ以上の誉れの人生は、絶対にないのである。 若きリーダーに伝えたい。 戸田先…

小説「新・人間革命」 奮迅 7 2013年5月11日

式次第は、支部長の抱負へと移った。 「初代方南支部長の任命を受けました高杉光則です!」 彼は、支部名である「方南」という地域の由来から説き起こしたあと、声を振り絞るようにして訴えた。 「この方南の地に、いかなる三障四魔が競い起ころうが、私がい…

小説「新・人間革命」 奮迅 6 2013年5月10日

「支部証」授与のあと、副会長の山道尚弥は、「この方南支部結成大会の模様は、『聖教新聞』にも大きく報道されるのではないかと思いますので、全国の同志のために、どんな 支部なのか、説明しておきたい」と前置きして、同支部の概要を語り始めた。 参加者…

小説「新・人間革命」 奮迅 5 2013年5月9日

方南支部結成大会の参加者は、午後五時半前から、続々と会場の杉並文化会館に集って来た。 早くも六時には、会場の大広間は人で埋まった。どの人も頬を紅潮させ、瞳を輝かせ、晴れやかな表情であった。 六時三十分、司会者が元気な声で、式次第、注意事項を…

小説「新・人間革命」 奮迅 4 2013年5月8日

一月二十三日、杉並文化会館で本部幹部会の再聴が終わったあと、方南支部結成大会の大成功へ向け、各部の大ブロック長が集って、打ち合わせが行われた。 この席で、支部歌を作って、発表することも決まった。 結成大会は四日後である。有志が、まず作詞に取…

小説「新・人間革命」 奮迅 3 2013年5月6日

杉並長の三枝木健次は、方南総ブロックの総ブロック長らの幹部に伝えた。 「会長の山本先生から、杉並区の支部結成大会に出席してくださるというお話があり、方南総ブロックを推薦しました。 それで日程は、一月二十七日の夜ということになりました。 先生の…

小説「新・人間革命」 奮迅 2 2013年5月4日

方南支部は、杉並区南東部に位置し、方南一・二丁目と、和田一・二丁目の一部を含む、環状七号線沿いの住宅街と商店街からなる。 中野区、渋谷区、世田谷区に接し、支部内を善福寺川と神田川が流れている。 会員世帯数は四百八十余世帯で、大ブロック(現在…

小説「新・人間革命」 奮迅 1 2013年5月3日

大鷲は飛翔した! 力強く羽音を響かせ、光り輝く勝利の空へ。 高く、高く、また高く……。 おお! 戦う心に歓喜はたぎる。 あの頂を越えれば、新しき明日が待っている。新しき世界が広がっている。 さあ、進もう! 幸の行進を始めよう! 広布第二章の「支部制…

小説「新・人間革命」 勇将 67 2013年5月2日

山本伸一は、参加者に笑顔を向けると、快活に呼びかけた。 「勝ちましょう! 勇気を奮い起こして自分自身に挑み勝つんです。それが、人生の、ご家庭の、広宣流布の勝利になります。 前進しましょう! 私と一緒に、誇らかな勝利のドラマをつくりましょう! 幸…

小説「新・人間革命」 勇将 66 2013年5月1日

真の仏法者とは、自らが本来、仏であると確信している人である。一切衆生が仏であると信じる人である。 仏法で説く、生命の因果の法則を、わが信念としている人である。 それゆえに何ものをも恐れず、それゆえに人を敬い、それゆえに喜々として労苦を担い、…

小説「新・人間革命」 勇将 65 2013年4月30日

山本伸一は、広宣流布の勇将である、支部長、支部婦人部長、そして、青年部の各部部長には、常に自分と同じ心で、“折伏精神”をたぎらせ、あらゆる活動の先陣を切ってほしかったのである。 彼は、期待と慈愛を込めて、話を続けた。 「さきほど、支部婦人部長…

小説「新・人間革命」 勇将 64 2013年4月29日

山本伸一は、参加者一人ひとりに視線を注ぎながら話を続けた。 「各地域にあっても、異体同心の組織が築かれ、〝信心の根〟が深く張り巡らされていくならば、三障四魔という炎に焼かれることがあっても、また必ず、若草山のように、青々と蘇生していくことは…

小説「新・人間革命」 勇将 63 2013年4月27日

支部長の西坂勝雄は、最後に、ひときわ力を込めて訴えた。 「一昨年、山本先生は、『恐るるな 功徳したたる 妙法の 法旗高らか 奈良は厳たり』との和歌を、奈良の同志に贈ってくださいました。 私は、この和歌のごとく、力の限り前進してまいります!」 真剣…

小説「新・人間革命」 勇将 62 2013年4月26日

支部婦人部長を代表しての丸沢邦代の抱負に、大きな共感の拍手が鳴り響いた。 山本伸一は、草創の支部幹部の精神は、広布第二章を担い立つ勇将に、確かに受け継がれようとしていることが感じられ、嬉しくてならなかった。 彼は、丸沢に、祝福の記念の品を贈…

小説「新・人間革命」 勇将 61 2013年4月25日

丸沢邦代は生き生きとした表情で語った。 「私は、山紫水明のこの山里が大好きです。わが地域に功徳の花が爛漫と咲き薫るよう、はつらつと単車に乗って駆け巡っています」 山本伸一は、拍手を送りながら言った。 「交通事故を起こさないようにね」 彼女は、…

小説「新・人間革命」 勇将 60 2013年4月24日

子どものいない有田幸二郎・信子夫妻は、男女青年部員や支部の子どもたちを、わが子と思って接してきた。 有田の家は、支部のさまざまな活動の拠点になっていた。彼らは、青年たちに言うのであった。 「ここを、わが家だと思って、自由に使いなさい」 また、…

小説「新・人間革命」 勇将 59 2013年4月23日

有田幸二郎から、自宅の塀に罵倒する落書きをされたという報告を受けた山本伸一は、即座に励ましの手紙を書いた。 「このたびは、三障四魔の嵐、東京で心配している。御金言通りなれば、今更、驚くことはない。あくまで世間の事に、ことよせて、難があるので…