【第18回】  「心の財《たから》」を積む人が偉大 (2013.5.8)

〈未来部の友へ〉
 「鯉のぼり」が、さわやかな風に吹かれて、青空を気持ちよさそうに泳ぐ季節になりました。
 日蓮大聖人は、「今、日蓮と弟子たちが、南無妙法蓮華経と唱える姿は、大風の吹くようなものである」(御書742㌻、通解)と仰せになられています。
 題目は、わが生命を限りなく強くし、人々の、どんな迷いも、どんな苦しみも吹き飛ばしていける、大風のような最強の力です。そして、皆に希望と勇気を送っていける無敵の力なのです。
 若くして、この力を持った皆さんが、どれほど素晴らしい人生を勝ち進んでいくことができるか。
 創価後継の未来部の友に、希望に燃えて、未来を明るく照らせ! 今日も生き生きと学び鍛えよ! 大樹のごとく育ち伸びゆけ!と申し上げたい。
      
 人間として偉い人になるには、心に何を持っているかが大事です。
 大聖人は「持《たも》たれる法さえ第一ならば、持つ人もまた第一なのである」(同465㌻、通解)と教えておられます。
 「妙法」という大宇宙の根本の法を持ち、「広宣流布」すなわち民衆の幸福と世界の平和のために行動している、皆さんのご家族をはじめ、創価の同志は、人間として最も偉大な、「心の財」を積む第一の人々の集まりなのです。
 未来部の皆さんは、世界の友と手を携えて、人類の平和を担い立つ人です。そのために、今は強く朗らかに学び抜いてください。私は、皆さんの絶対の味方です。
 さあ、創価家族は、皆、仲よく元気に勝ち進んでいきましょう!