2013-05-18から1日間の記事一覧

【第19回】  友よ強く! 執念の祈りを (2013.5.13)

戸田先生は、「戸田の命よりも大事な学会の組織」と言われた。 師匠のために、最高の組織をつくろう! 今いるところを強くしよう! そう決めて、私は戦った。 ただただ、戸田先生にお応えしたいとの一念であった。 草の根の民衆が主役に躍り出る。そういう社…

【第18回】  「心の財《たから》」を積む人が偉大 (2013.5.8)

〈未来部の友へ〉 「鯉のぼり」が、さわやかな風に吹かれて、青空を気持ちよさそうに泳ぐ季節になりました。 日蓮大聖人は、「今、日蓮と弟子たちが、南無妙法蓮華経と唱える姿は、大風の吹くようなものである」(御書742㌻、通解)と仰せになられています。…

【第30回】 友を励まし 共々に前進! (2013.5.15)

相手の話を聞くことから 対話で大切なのは、「よく聞く」ことだ。 「聞くこと」は「学ぶこと」であり、それだけ世界が広がる。尊敬の心をもって、誠実に接していけば、対話は自然に弾む。 心を通わしていくために対話はあるのだ。 いにしえの哲人が言ったよ…

【第29回】  青年は信用が宝 誠実が力  2013-5-1

約束を守り果たす 信用のある人間が、勝ちである。青年は、何も持たなくとも、 信用が財産である。 戸田先生は言われた。「信用を得る根本は、 約束を守ることである。できないことは断る。そのか わり、いったん引き受けた約束は、何を犠牲にしても絶対に…

小説「新・人間革命」 奮迅 13 2013年5月18日

山本伸一から花束を贈られた老婦人は、顔中に笑みを浮かべ、「嬉しい。嬉しい」と、何度も繰り返すのであった。 彼女の後ろでは、夫と思われるメガネをかけた白髪の老人が、目を潤ませていた。 「さあ、声高らかに学会歌を歌いながら、広布第二章へ旅立ちま…

小説「新・人間革命」 奮迅 12 2013年5月17日

支部長、支部婦人部長の在り方について諄々と語る山本伸一の指導を聴きながら、方南支部のリーダーたちは思った。 『私たちは、全国の支部長、支部婦人部長を代表して、山本会長から直接、指導を受けている! こんなに栄誉なことはない!』 伸一は、支部長を…

小説「新・人間革命」 奮迅 11 2013年5月16日

山本伸一は、この方南支部結成大会の会場から、全国の支部長、支部婦人部長、そして全同志に訴える思いで話を続けた。 「次に、功徳を受ける信心について話をしておきます。 一言すれば、真面目な信心の人には、必ず功徳があります。 一方、外面は、一生懸命…

小説「新・人間革命」 奮迅 10 2013年5月15日

山本伸一は、皆の心が笑いによってほぐれたところで、「御義口伝」の一節を拝した。 「仏法では、『我等が頭は妙なり喉は法なり胸は蓮なり胎は華なり足は経なり此の五尺の身妙法蓮華経の五字なり』(御書七一六p)と説かれております。 私ども自体が、妙法蓮…

小説「新・人間革命」 奮迅 9 2013年5月14日

いよいよ会長・山本伸一の話である。 彼は、冒頭、支部歌を合唱したメンバーに視線を注ぎながら言った。 「私がつけている胸章を、合唱団の方に差し上げたいと思います」 会場を揺るがさんばかりの大拍手が響いた。伸一の側にいた幹部が、その胸章を手に合唱…

小説「新・人間革命」 奮迅 8 2013年5月13日

方南支部結成大会は、婦人部の代表抱負などに続いて、副会長の秋月英介のあいさつとなった。彼は草創の杉並支部の出身である。 秋月は、草創の支部の強さは、各人が?一人立つ精神?に貫かれ、勇気ある実践を展開してきたことにあったと述べた。 「草創の同…