【第32回】 青年の熱と力が時代を開く (2013.6.19)

青年こそ変革の原動力
 いつの時代をみても、常に青年の熱と力とが、時代を動かし、新しい歴史を創ってきた。
 戸田先生は、戦後の荒廃の中、平和社会の建設を決意され、共に戦い、先駆を切ってくれる「旗持つ若人」を呼び出された。
 広宣流布は、地涌の青年が続々と躍り出て、成し遂げていくのだ。これほど価値ある青春の晴れ舞台はない。わが使命の天地で、「自分の時代にここまでやった」という後世に輝く歴史を、悔いなく楽しく残してもらいたい。
 不思議にも、全世界で、誓願の青年が立ち上がる時代が来た。わが青年部の出番だ!
諸天を動かす強情な信心
 信心とは、幸福へのエンジンである。
 強盛な信心があれば、生命力を強くし、何があっても崩れない幸福をつかめる。断固として人生の勝利を開くことができる。子々孫々、皆を幸福に導いていける。
 「湿れる木より火を出《いだ》し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に」(御書1132㌻)、祈り抜くのだ。
 「釈迦・多宝・十方の仏・来集して我が身に入《い》りかはり我を助け給へ」(同1451㌻)と祈り切っていくのである。
 わが生命に、仏菩薩も、梵天・帝釈も「入其身(其の身に入《い》る)」させ、仏の力、仏の智慧を発揮していく。これが信心の極意だ。
弟子の戦いでを創れ
 芸術でも、学問でも、師弟は弟子の自覚で決まる。いずこにあろうと、弟子の自覚をもって、師匠の心をわが心として立ち上がる。そこに師弟不二の勇気が湧き起こってくる。
 全ては弟子で決まる。新たな広宣流布の拡大のを創るのは、弟子の戦いである。
 今こそ、自らの最極の大使命を自覚し、若き正義の陣列を誇り高く広げてくれ給え!
 永遠に勝ち栄えゆく、常勝不敗の創価の大城を、君たち、貴女《あなた》たちの熱と力で築きゆくのだ。