【第37回】 世界一の生命哲学で幸福と勝利の人生を (2013-9-4)

池田名誉会長が贈る 勝利の人間学 第37回 世界一の生命哲学で幸福と勝利の人生を
勝つために学び抜け
日蓮大聖人は、「行学たへなば仏法はあるべからず」(御書1361㌻、「諸法実相抄」)と仰せである。
「行動」と「教学」なくして、仏法はない。なかんずく青年時代に、あらゆる工夫をして「行学の二道」に励むことが、学会の伝統だ。
御書を学べば、無量の智慧が湧き、不屈の勇気が漲(みなぎ)る。生命の活力が満々と蘇る。
大聖人の教学は、自分に勝ち、宿命に勝ち、人生に勝ち、社会で勝つための力である。
日々、一節でも、一文でもいい。御書を心肝に染め、実践していくことだ。
教学の明鏡を磨こう
戸田先生から「よく拝しておきなさい」と言われた「種種御振舞御書」には、竜のロの法難に際して、大聖人が放たれた烈々たる師子吼が認(したた)められている。
「なんと面白いことか、平左衛門尉がものに狂った姿を見よ。おのおのがた、ただ今、日本国の柱を倒すのであるぞ」(同912㌻、通解)
何ものにも負けない、この「師子王の心」を生命に燃え立たせて、広宣流布に戦い進んでいくのが、創価の師弟の教学である。
真実の教学を身につければ、いざという時に紛動されない。競い起こる障魔も、仏法の明鏡に照らして、全て明快に見破っていける。教学で生涯不退転の骨格をつくるのだ。
学会こそ世界の希望
人間の本当の偉さは、どこにあるのか。
それは、地位でも名声でもない。いかなる思想・哲学を持ち、実践しているかどうかだ。
御聖訓には、「持(たも)たるる法だに第一ならば持つ人随って第一なるべし」(同465㌻)とある。
万人の生命の尊厳を明かし、人類の永遠の幸福と平和の道を示した仏法こそ、最高峰の思想であり、「第一の哲学」である。そして、それを学び広めゆく青年こそ、最高峰の宝冠を頭上にいただく「第一の人」である。
時代は哲学を求めている。創価の君たちが、偉大な幸福と勝利の賢者となって、友の心に希望の哲理の光を赫々(かっかく)と送ってくれ給え!