【第34回】 新しい黎明を同志と共に (2012.9.1)
いよいよ、待ちに待った総本部完成の秋だ。自身の大福徳の城を築く時である。
対話の秋、教学の秋、拡大の秋へ、勇んで前進したい。
今、広布の歴史に名を残せることは、三世永遠の誉れである。後継のリーダーも、新しい決意で立ち上がった。
戸田先生は青年に「君たちは、本当に信頼できる人間の絆で、どこまでも前へ進みゆくことだ」と語られた。
どんな時代になろうとも、麗しき同志愛こそ永遠の学会精神といえよう。
♪君が愁いに 我は泣き
我が喜びに 君は舞う
幾たびとなく、私たちが口ずさんできた「嗚呼黎明は近づけり」(大阪高等学校全寮歌、作詞=沼間昌教)の一節である。喜びも悲しみも共にしながら、新たな黎明へ、心一つに進むのだ。
日蓮大聖人は「凡夫は、志という文字を心得て仏になる」(御書1596㌻、通解)と教えられ、門下に「この功徳は、あなたの父母・祖父母、さらに無辺の衆生にも及んでいくでしょう」(同1231㌻、通解)と明言されている。広布に尽くす一念と行動に無量の功徳の花が咲く。
一段と素晴らしい学会をつくろう! そのために、リーダーは誰よりも祈ることだ。
青年の心で挑戦することだ。勉強し、行動し、自分白身を革命することである。
どうしたら、皆が功徳を受け、広布の道を開き、盤石な未来を築けるか。これが大事だ。私も心を砕いてきた。
悩んで祈って思索して、智慧を湧かせる。それてこそ、崩れない基盤ができる。永遠の勝利の上台ができるのだ。