【第35回】 広宣流布の人材よ、出でよ (2012.9.15)
海外の青年部が元気だ。団結と求道の心を讃えたい。
日本も負けじと、若き俊英が伸びている。希望の光だ。
本当にうれしい。
平和の人材よ、出でよ!
これが私の願いである。
戸田先生は語られた。
「永遠の勝利の道を確実に築きゆく、その最大の力こそ、青年である」
全生命を注がなければ、広布の大人材は育たない。自分は表舞台に出なくとも、後輩の成長を陰で祈り、支えていく。その人が一番尊い。
新しい人を育てる人が、真のリーダーなのである。
御聖訓にいわく、「妙とは蘇生の義なり」(御書947㌻)。広布へ戦う祈りがあれば、偉大な生命力が湧く。
信心とは、祈りを原動力として、社会で勝ち、生活で勝つことだ。地域や職場でも、模範の存在になってもらいたい。現実の仕事は、智慧と努力と忍耐をもって、しっかり頑張り抜くことである。
誠実さ、明るさが、信頼をつくる。あいさつの仕方、礼儀のあり方、言葉遣い──ここに人生勝利の源泉がある。
あらゆる壁を越え、私たちは世界に友情を広げてきた。
広宣流布のため、「これほどまでに語ったことはない」というくらい、人と会い、人と語り、心と心を通い合わせていく。明るく、伸び伸びと対話を重ねていくのだ。
誰よりも、自分が先頭に立って、語って語って語り抜いていくのだ。率先の行動なくして、勝利はない。戦う精神なくして、信心はない。
何があっても臆するな! 勇気をもって前へ進むのだ。思い切り戦って、勝利、勝利の歴史を共に残していこう!