【第36回]  女性の祈りに勝るものなし (2012.9.21)

 晴れやかに、また、にぎやかに、伝統の婦人部総会が、各地で行われている。
 自在に創意を光らせ、希望の対話の花を、楽しく咲かせている。本当に素晴らしい。
 女子部も元気に友情のスクラムを広げている。心美しき世界の乙女が、友のため、社会のため、広宣流布のために生き生きと前進している。これほど尊い青春はない。
 戸田先生は語られた。
 「青春時代は、一生の幸福の土台を築く鍛錬の時代だ」
 「女性の幸福と勝利が決定されるのは、40代、50代からだ」と。
 自他共の平和と和楽を生みだし、正義の人生を歩み抜く中に、真の幸福は築かれる。
      
 中秋の名月が美しく輝いていた。月見の宴《えん》のごとき一夜であった。
 月を愛で、友と語り合う。そうした心を忘れない日々でありたい。
 たとえ現実は闇のように思えても、心にロマンの月光があれば、負けることはない。
 御聖訓には「深く信ずる者は満月の闇夜を照すが如し」(御書1501㌻)と仰せである。
 祈りに勝る力はない。女性の強盛なる祈りで、広宣の勝利の道は開かれてきた。
      
 思いがけない病もある。避けられない課題もある。襲いかかる苦難もある。
 いかなる宿命の嵐にも、「今こそ変毒為薬の時!」と、しっかり題目をあげていくことだ。題目の中に、全部、含まれている。
 太陽と共に頑張れ! 太陽は、いつも貴女《あなた》を見つめ光っている。
 人生は、最後の勝利が最高の幸福だ。朗らかに!